鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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781 梅雨の日の徒然

   

7月6日、今日は一日中雨。昨日、熊本の人吉から八代、芦北地方に大きな水害をもたらした梅雨前線が北上し、今日は佐賀から福岡に多量の雨を降らせている。既に大雨洪水警報が両県各地に出ている。八女市にも警報が出ているが、八女市は福岡で2番目に広く、一括りに八女市と言っても、山間部から平野部まで全く違う地形が広がる。谷間も大きく分けて、上陽星野道、黒木矢部道、国道3号辺春道、北山白木道に分かれ、その集まるところが八女市の平野部となる。豪雨による被害゛起きるのは、まず山間部。土砂崩れや道路の決壊。そして時間の経過とともに、下流部であふれた河川による氾濫で、床下浸水が始まり、場合によっては床上浸水、集落孤立などに至る。こんな時に頼りになるのが地元の消防団。市警察や消防署などは、市全体を管轄するために、各集落のことは詳しくないし、ある地域だけに集中できない。消防団員は、自分の家屋が同じような危険があるにも関わらず、まずは被災している地区に駆けつける。この精神はどう培われてきたのだろう。

近年は、毎年のように豪雨災害が起き、河川の側や、低い地形の地域が浸水被害に遭っている。一度浸水すると、その後始末は並大抵ではない。泥水や汚染水が流れ込み、畳や衣服書物、食器を泥まみれにする。トイレも使えず、乾いても、暫くは衛生面の不安が残る。      

私は、もうこれだけ同じことを経験したら、その対抗策を根本的に考え直すべきだと思う。まずは、河川の近くや低地から移転するに越したことはないが、それは、精神的にも金銭的にも、簡単には行かない。殆どの浸水被害の場合は、1階部分で止まっている。そうであれば、思い切って、1階部分は鉄骨だけで壁も作らず、車庫にしてしまう。住居は2階部分にして、ゴムボートを常備しておく。車は、大雨予想の時に前もって高台に移しておく。集落共同で駐車場を整備しておけばいい。ついでに、そんな場所に公民館などは移転しておけばもっといい。各家屋の高床式への改築費用の半分くらいは、行政に補助金を協力してもらえば、各自の出し分は数百万で納まるのではないか。行政も、毎年のように被災する地区であれば、長い目で見て財政支出しても、政治家絡みの変な投資より、真に地域民の生命財産を守る支出であり、一度で済むから財政上、マイナスになるとは限らない。        

沖縄は、毎年台風が通るから、建物の高さを低くして、石やコンクリートによる建築が多い。もちろん、各個人の対応だけでなく、氾濫に対する、河川の曲がった箇所の改修や河川幅の調整も必要。場合によっては氾濫する箇所の擁壁建設なども有効かもしれない。とにかく、被災に対する防衛投資は、何度も追加しないで済むように、100年先も有効なものを造ること。ところが実際は、中途半端な設計で、土木業者の仕事作りのように、数年に一度は同じところを補修しているように見受けられる。       

7月になったら、絵を再開しようと思っていた。アトリエも、春秋用の半開放型のアトリエから、元の室内アトリエを片づけて、いつでも描き始められるように準備したのだが、このところ、ちょっと体調が思わしくない。大体、2週連続で抗がん剤を打った週の4~5日目は調子が悪い。これを過ぎると、翌週は打たないので調子が良くなり、ついつい調子に乗る(笑)。やはり、体調が良くないと気力も落ちる。気力があれば体調も良くなると思いたいが、中々そうはいかないようだ。ここは、焦らず悪い時は、それなりの過ごし方をすればいい。ブログを書くなど(笑)。    

窓の外は、雨も多いが風も強い。孟宗竹が風に煽られ右に左にしなっている。これだけの高さの樹なら、とっくに枝が折れているはずだが、竹は折れない。あの背の高いヤシの木もそうだ。どちらも、幹が繊維の集合体。そのために強風にも撓って折れない。我々の身体も筋の集合体。竹のようにしなやかに強いはずなのだ。

 - 雑記

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