鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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764 緊急事態解除後

   

緊急事態宣言の解除を受けての本日、変化はすぐに現われた。まずは、ニュースの内容が、コロナ一辺倒から、ようやくいろんなニュースが取り上げられるようになった。コロナ後の象徴的なニュース。その代表的なものは先日書いたが、ソフトバンクの巨額赤字。今日のニュースの中では、格安の旅行業として拡大してきたHISが今季の夏季賞与を出さないことを発表。これはコロナによる観光関連業が、いかに大きな打撃を受けたかの象徴。特に海外旅行が主流だっただけにより影響が大きく、今後の回復も厳しいとみられる。加えて傘下に収めたハウステンボスの回復も、海外からの客が回復しない限り厳しさが続く。それから、すかいらーくグループのファミレスが、11時以降の営業をやめるという。これもコロナ後の象徴的なスタイルになるだろう。コロナで無くとも、11時以降に開けても、その費用と売り上げを計算すれば、黒字にはなっていないはず。もう、人が潤沢で、夜中に出歩いた時代の深夜営業は消えゆくだろう。      

つまり、深夜営業していたスナックやクラブも、店のスタイルや営業の仕方を変えていかないと成りゆかなくなると言う事。      

解除を受けて、早速感染者の数が若干増えているようだが、この数字は1週間前の数字だというから、直結はしないかも知れないが、若干増えるのは仕方ないだろう。今の日本の新規感染者数なら、経済回復とバランスを取っていける範囲内だと思う。経済や中小業者の死活問題を考えて、且つ、国民の努力を評価して解除したのなら、今度は、いつまでも自粛自粛と言わずに、業者の回復を一刻も早く支援するべきであって、今のやり方は、店は開けてください。ただし、お客さんはなるべく行かないでくださいという半生殺し状態。   

商店街の後押しや、観光地への勧誘など、これまでの努力に対して、政府挙げて応援すべきだろう。それでもまだ自粛を言うのなら、宣言を解除しない方がいい。百貨店や飲食店、観光地に引き続き行くなと言うのと、今まで行かないで欲しいと言ってきた場所に、これからは行ってあげて欲しい。ただし、行く時は、ちゃんと感染防止策を各自がとって行動して欲しいというのは、全く違う。       

優等生日本は、このように成果を上げて、緊急事態解除から、経済復興に向けて進みだした。しかし、世界は今から拡散する国が多い。中南米やアフリカ諸国だ。そのためにも、旅行は当面、国内旅行で日本再発見がいい。次に相当の安全安心を担保できるようになった国。東南アジア、韓国、ヨーロッパの一部。それでも早くてあと半年は我慢しないと、再度持ち込む危険性が高い。まずは、地元の店を盛り上げて、次が日本東西の温泉巡り。山登りや魚釣りもいい。ワクチンが出来たら海外旅行(笑)。       

今日は、今週抗がん剤の投与が無く、前回から8日の勧角が空き、体調もいいことから、久しぶりに会社と子会社に顔を出した。こんな中でも、幸いみんな元気で、私の最後の懸念で、何とか買収していた隣接地の造成工事も始めてくれていた。工場にとって、隣接地というものは重要で、将来のことを考えると、出来る時に取得しておくことは大事。へんな三者に渡ると、下手すれば、それで苦労することがある。これで、倉庫を除く工場敷地だけで1万坪近くになった。可能性を買ったと思っていい。       

本体の食品業界は、給食停止や企業の在宅勤務、それに旅館ホテル、飲食業の休業で、業務用が大幅ダウン。反面、家庭食が増えて、個食家庭用小売り物が増加。明暗がはっきり分かれた。幸いに弊社の場合8割が家庭用だったことで、何とか影響も軽く済んだ。また、運送業も、国内の生産消費が落ち込んだために、物が動かない。宅配便や宅急便などをやっている業者は伸びているものの、自動車部品や食材などの運送、しかも、トラック100台から200台の規模の会社。そして長距離主体の会社が厳しいようだ。我が社の子会社の場合、10台程度の近距離、加えてこの2月から5月は、本社の原料運搬が全体の半分以上あるため、コロナの影響も大きく受けずに済んだ。   

やはり、突発的災難や出来事に対して、大きく左右されないように、適正な規模と、生産や販売の種類の分散が大事。人間の考え方も含めて、何事も偏りはあまり好ましくない。中道は王道なり(笑)。

 - 雑記

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