鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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780 首長選挙

   

東京都知事選挙が終わり、予定通り小池現都知事が、2位以下と大差で当選。今回は、自民党が前回の教訓から、小池知事を黙認。大物対抗馬をぶつけなかったことで、強力な対抗馬が居なかった。宇都宮さんは年齢的に厳しいし、山本さんは人気先行で、知事としての任務遂行力に不安。元々、当選するなどと思っていなかった筈、近世の選挙は顔を売ってなんぼの世界。その意味では、そうとう顔を売っている。ただ、政治能力は全く未知。小野さんは知名度不足だし、立花さんはもっての他、投票する人がいるのが不思議な今の平和日本。        

小池さんは、確かに男勝りの度胸に、発信力や実行力はあるが、男性にとっては、少し敬遠したい人柄というところみたいだ。自民党の菅さんや、評論家の田崎さんの小池さん嫌いは顕著。そこは当然、男社会というか、政治の世界で、ただでさえ、非難批判を言われる中、足をすくわれないように言動するためには、そうせざるえないと思うが、ちょっと冷たい感じや、人を見下したような態度を見せることがある。横文字発言も得意だし(笑)。とにかく、自民党都議連のそうそうたるオヤジ連中を相手に戦っている姿は、女性都民にとっては頼もしく感じるのではないだろうか。築地市場騒動の時、自民党の息のかかった、小池反対都民おばさん達もいたけど。      

市長、都道府県知事、首相、いずれのトップにしても、トップになり、それを維持するには、相当の努力と潜在能力と忍耐力と後ろ盾がいる。それは当然必要な資質だろう。本当は、努力と能力でなれる時代が来ればいいのだが、今後100年内には無理。とにかく、そんな条件を持って首長になったとして、その上で必要なのが、人心の掌握力。そして情報収集力。人脈。トップになって、どんなに権力があっても、1人では何もできない。それを勘違いして、独りでやろうとすると、みんなが距離を置くようになり、殆どの政策が失敗に終わる。終わることが多い。        

政治家として、後世に名を残すトップの多くが、人たらしと言われる人が多く、人を引き付ける魅力がある。それも敵味方超えて。また、自分の目標を成そうとする場合、それなりの戦術と戦力が必要だ。戦術を立てずに我武者羅にやっても上手く行かない。やはり、横から攻めたり、裏から手を回したり。どんなに正攻法でも、それが達成できなければ、政治の場合は何もしなかったと同じ。戦略は立てても、兵隊が居なければ、これも何も出来ない。1人しかいないトップの役目は、目標と戦略を示し、信頼できる部下を適所適材に配置し、己の考えをしっかりと理解させる。         

まずは、自分の考えていることを、どう実行していくかを考案する戦略部隊。次に、例えば計画の評価や、地域の考えや地勢、地域住民や議員の思考などの情報を集める情報収集部隊。財務や達成期間、障壁などを調査する調査部隊。高い見識や法律も含めた知識を有するアドバイス部隊。もちろん、普段から、住民の声や不平不満にも情報網が必要だし、庁内の不正や異常行動なども調査部隊の仕事。また、選挙対策で無い本当の意味で、地域に顔を出して自ら話を聞くのは、何よりも有力だ。田中角栄さんは、握手の数が票の数だと言っていたとのこと(笑)。         

とにかく、都民の常識で小池さんが再選された。ただ、都知事は大変だ。コロナは息を吹き返したような勢いだし、東京五輪の開催も不明。財務も今回の支出で相当厳しくなっている。もちろん、彼女が総理大臣の椅子に座りたいと思っているのは周知の事。そんな女性は、日本にはまだ少ない。個人的には野田聖子の方が好きだけど、その度胸と勇気に対してエールを送りたい(笑)。

 - 雑記

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