鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

*

733 神のいたずら

   

神のいたずら。科学的物理的に見て、この世に神様と言うものは実在するとは思っていない。存在するとすれば、信仰心の強い人々の心の中には存在しているだろう。それは想像神であり、創造神だ。

この神は、信仰心や道徳などいい方にもなるが、一つ間違うと、テロなどの行動に悪用され、とんでもない神になる。 

「神のいたずら」という言葉がある。それは、恋愛ものの出会いや、逆に擦れ違いや事故などの両面に使われることがある。つまり、この場合の神のいたずらというのは、偶然のいたずらのこと。運命のいたずらと言ってもいいかもしれない。 

そんなことを思わせる事故が続いた。今回の武漢から発生した新型肺炎。がけ崩れによる女子高生の死亡事故。異常者による殺傷事件。もちろん頻繁におきる高速での交通死亡事故。    

もちろん、肺炎も、がけ崩れも、通り魔も交通事故も、いずれも発生すること自体は、神のいたずらでも偶然でもない必然。現代社会、どこでも、いつ起きても不思議ではない。神のいたずらとは、例えば、武漢に出張する筈の人が不都合で、急遽代わりに行って、しかも、たまたま行ったレストランで、ウイルスを持った人が座っていた席に座ってために伝染したとすれば。  がけ崩れの場合、その高台に大木を数年前に伐採したと言う。当然伐採されたのが大木であれば、その根元が腐敗し、その根の張りで支えていた地盤が崩壊して落下する危険性は想定できたはず。ただ、それだけではなく、丁度女子高生の通る時間に崩壊したこと。その距離わずか10メートル。もしも女子高生が、その日に、朝5分家をでるのが早かったり遅かったり、誰かと会ったりして3分立ち止まったとしたら。 崖の下を15秒早く通り過ぎていたら事故に巻き込まれることはなかった。これは以前のブロック崩壊事故の犠牲者も同じ。通り魔事件も、被害者を初めから狙ったわけでは無い。たまたま被害者が1人で、目の前を通ったこと。3人いたら襲われずに済んだかもしれない。退社時間や、バスの時間だけでも助かったかもしれない。いつも普通の道を運転するのに、たまたま近道や高速を走って、しかも、相手も偶然が重なって死亡事故に合ってしまう。しかも、犯人がその日を選んだことの偶然。    

そんな偶然が重なって被災する。被害者になることは、神のいたずらと言ってもいいのかもしれない。とすれば神はいいばかりではないのかも。そうなると神頼みは宛てにならない(笑) やはり運命は自分で切り開く。    

その点、我が家のカミ様は、ありがたい。頼みはすぐ聞いてくれるし、食べ物も与えてくれる。独身諸君、独身生活を謳歌しているかもしれない、独身が楽だと思っているかもしれないが、いつまでも健康だと思っていないか。結婚しない人、別れた人、若くして死別した人。子供のことが解決できたら、やはり1人より2人の方がいいと思う。それが人や動物のあるべき姿。それも出来れば男女がいい(笑) これは、あくまでも私の考えだから。    

5度目の抗がん剤2日目。昨日の午後の状況では、今日はもっときつくなるかと思っていたが、昨夜は睡眠導入剤のお陰で、4日ぶりに眠ることが出来、思った以上に体調はいい。だから、ブログも書けている。しかし、病院からも血液検査の状態から、くれぐれも外出を控えるよう指示されているので、当面は様子見。これから2年生きられる可能性があるとすれば、これからの4週間28日は、730日の中で考えれば、時間のロスは僅か10日に半日にもならない。そう思えば頑張れる。慣れてきた分、思っているより軽いかも知れないから、場合によっては週末当たり、外出もアリエール(笑)

 - 雑記

  関連記事

花粉症
花粉症
鶴の一声
524 橋本忍という脚本家
鶴の一声
スマッホ
鶴の一声
851 柳病院讃歌
鶴の一声
436 パター
鶴の一声
602 兼高かおる
鶴の一声
661 異常現象
鶴の一声
栗からミカン
鶴の一声
カミさん食事会
鶴の一声
50年後の日本