鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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子育て

      2017/04/07

 この度、地元の警察署から、少年指導員という委嘱を受けることになった。長く、少年補導員はやってきたが、指導員は市内全域で3名と、補導員と比べると極端に少ないので、務まるか多少不安ではあるが、頼まれたら断れない気弱な性格。
 仕事の内容は、成人未満の青少年の非行防止や彼らの相談に乗って、正しい方向に指導すること。

 非行に走る子供たちには共通することがある。
まず、親がこれを理解しておくことが大事で、本来は親の教育を先にしなければならないのだが、子育てをできない親ほど、そんな講演などにも出てこない。子は成るべくして、非行になる。
 まず、根本的な要因は、幼児の時に母親の愛情を受けられなかったり、一緒に居られなかった。
 次に、親が成熟しておらず、子育てや躾ができなかった。
 それと夫婦間の不和で、こどもの頃に情緒不安定になる。
殆どが、この原因に縁ると言っていいだろう。
両親が揃ってなくても、愛情と躾をきちんと受けていれば、立派に育つものだ。

 後付けで、例えば不良少年と仲良くなって、そちらに引き込まれたとか、転校で学校が馴染まなかった。勉強が苦手だった。先生や生徒にいじめられた。
 親は、非行に走った原因を並べ立てるが、「三つ子の魂百まで」というように、小学校に行く前までの育て方で、その子の人格は決まると言われる。

 実際、その位の年の子を見て、この子はきちんと育てられているとか、この子は暖かい家庭で育ったろう。逆に、全く躾が出来ていない、気が尖っているというように、初対面でも、その子の背景が分かるものだ。
 良し悪しをちゃんと教えられた子は、100%とは言わないが、いろんな誘惑に遭遇しても断われるし、自分の目標や夢も持てる。
 俗にいう、「人間の本性」がここで作られる。荒っぽく言えば、そこまで愛情を注いで、きちんと躾ておけば、後は放っておいてもいい。

 両親教育者で、当然収入も多く裕福だが、子供が小さい時に一緒に居ずに、代わりに、おもちゃやゲームなどで愛情を代替したために、後で子供に悩まされたという話は多い。
 金はいずれ無くなるが、良い躾を受けた人の本性はいつまでも生きる。

 - 信念, 社会

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