鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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八女茶

   

 前にもブログで書いたように、八女は高級茶の産地で知られている。
生産量では、九州でも鹿児島の知覧や佐賀の嬉野の方が多いのだが、八女の山間部で栽培される被せ茶や玉露などの高品質のお茶は、何度も日本一に輝き、国内でも僅かしかない特定産地伝承認定商品に認定されている。
 5月5日には、地元八女市で「八女茶まつり」が開催された。
私は、仕事での交際が多いせいなのか、休みなどに人の多いところが苦手になってしまい、必要以外は、祭りやイベントに出掛けないが、友達のフェイスブックの情報で教えてもらっている。
 八女茶と八女美人は、八女市民としての誇りでもあるので、ぜひ全国に知らしめたい。
ところが、八女美人は増えているが、日本茶に少し陰りが出てきたようだ。

 私の友人には、お茶の生産者や仲買、それにお茶問屋、小売店もいるのだが、みんなが口を揃えて言うのが、お茶を急須と湯呑で飲む家庭が減っているということ。
 若い人は、ペットボトルに入っているのがお茶だと思っている。会議でもペット茶。
歳を取ると、湯呑で美味しいお茶を飲むことを理解するのだが、それを経験してこない現代の若い人が、理解できるのか、理解しようとするのかが疑問だ。

 お茶は、高級茶から中級、そして番茶やペットボトル用と、品質で大きな値段の差がある。
八女茶は、高級茶が売りだが、そこが売れなくなりつつあるという。
 みんな危機感を覚えて、海外の開拓も急いでいるが、日本人特有の渋みの旨さや、お茶の情緒をわかる人が、海外にどれだけいるだろうか。
 これだけ、コーヒーに席捲されてしまった日本の喫茶文化。コーヒー店はあっても、日本茶の喫茶店は聞かない。
 外人が体験したいという茶道文化を、日本人が放棄しつつある。まさに日本の魅力の危機。

 - 政治経済, 社会, 経営, 農業, 雑記

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