鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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業界会合

   

 一昨日から昨日にかけて、我々、九州の食品缶詰業界の年一度の総会と懇親コンペを開催した。
相当古くからの会合で、コンペも60回を数える。
 年々、会員数も減少し、ずっと以前からお世話になっている二日市の老舗温泉旅館「大丸別荘」の座敷も、以前は満杯だったと言うが、今は、出席者も30名足らずと半減した。
 そういえば、昔は、いろんな業界や会社で、そのような親睦会が盛会に行われていた、時代時代の変遷で、縮小されたり中止されたりして、今も残っている方が少ないようだ。
 
 当然、景気が悪くなったり、経営が厳しくなると、そのような直接利益に結び付かないようなものから削っていくのは分かる。
 しかし、それを止めて、利益が改善する分と、マイナスの面とを本当に検討して、そうしたのか。案外その時のムード的に止めてしまったものが多いのではないか。
 そういう会を作り上げるのは、結構大変なものだが、止めるのは簡単、1分で済む。
経費が1泊二日で3万円かかったとして、その損得はどうだろう。
 
 経営者は、あまり目先の状況でメガティブになってはいけない。むしろ、常にポジィティブでいることが大事だ。そうすると、社員も取引先も安心して仕事ができる。
 こういう会合もそうだ。
みんなで懇親の場を設けて、業界を盛り上げる話し合いをしたり、普段の仕事を離れて、同じ立場の人間が裸の付き合いをする。それは、3万円では買えない効果がある。
 と、言い訳をして楽しんでいる(笑)

 ところで、6月の梅雨になって、私がゴルフをする時は、前後が雨でも、プレー中は降らないと言う、「世紀の晴れ男」としての役目は続けている。
 昨日も、先週のコンペも、前日や朝まで降っていて、キャンセルが相次ぐ中で、雨が降らない。勿論、たまたまの偶然なのだが、自分でも不思議な程続く。

 間違いなく、人生を振り返って、並み以上に運のいい人間には違いない(笑)
考えてみると、「雨が降ってもいい。」他の事でも「もしもダメでもいい。何とかなる。」そう思っていることが、そうならない原因じゃないかと思う。
 

 - 信念, 社会, 経営

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