鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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728 血糖値

   

4度目の抗がん剤投与の後は、今までより楽になったと思っていたら、そんなに甘くはなかった。抗がん剤に含まれているステロイド成分により、血糖値が上がるのは特異なことではなく、よくあることらしい。前回も通常100以内の数値が450まで上がり、点滴を打って凌ぎ、その後インシュリン注射を打って何とか治まった。治まったので、注射を止めて食膳の服用役に代わっていたが、今回はきつさが半端なく、病院から貸与されている携帯の測定値で測ったところ、600以上測定不能まで上がっていた。これは異常だということで、日曜でもあったことから、自己判断でインシュリン注射をし、翌日病院へ行き、再度点滴と、インシュリン注射を当面続けることになった。今までは、白血球の減少と言う副作用との戦いだったが、今度は血糖値。決闘地は巌流島(笑)     

血液中の糖を分解するインスリンは、膵臓から作り出されるが、その管が詰まったり、分泌が悪くなると、膵液が十分に出なくなり、糖が血液中に過剰になって、血管を傷つけたり血液の流れを悪くしてしまう。その他にも糖が過剰になる原因はあるが、この症状が糖尿病で、血液の流れが悪くなるため、いろんな障害を起こすことになる。慢性の場合は年中身体が疲れやすい。それが進むと、食欲不振や倦怠感、そして癌を引き起こすことも少なくない。   

私の場合は、長期の積み重ねでそうなったわけでは無く、膵臓癌の影響と抗がん剤の副作用だから、今のレベルの抗がん剤が終了すれば、軽減されるようだ。とりあえずは、痛みや身体のだるさは治まった。恐らく、明後日辺りからの1週間はまた比較的楽に過ごせる。今日は、教育委員会の定例会。何とか出席できそうだ。来月は5日に抗がん剤をやって、3週連続の予定なので、その間は楽な期間が無くなる。まあ頑張ろう。信じる者は救われる。   

考えてみれば、6月に余命4か月と言われたのだから、そんなに簡単に良くなるものでも、苦痛がないわけでもないだろう。このくらいは当然と思っていればいい。昨日、点滴をしているベッドの両隣りにも点滴の患者さんがいたが、両方とも苦しい様子で、「痛い、苦しい、どうかしてくれ」というような言葉が出ていたが、それからすれば私はまだ、神様が楽にしてくれていると感謝したい気持ちだった。本当に辛い時は辛いと思うが、病気を受け入れれば、きつさを覚悟すれば、少しは楽になるのではないかと思う。     

病院に居ると、患者さんの置かれている状況がよくわかる。やはり病気になった時に、家族が1人でも傍に居るのと、誰も居ないのでは、同じ痛さでも苦しさでも全く違うように見える。家族が何人も来ていると、苦しさの中にも顔が優しく見え、誰も居ない患者さんの顔も体も、寂しく冷えて見える。その情景は生きている間にそれぞれが築くものだろうが。改めて、私を元気にしてくれているカミ様に感謝、家族に感謝、友人に感謝。  

 - 雑記

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