鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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時価総額

   

 会社の株式の現在の価格での総額で、何と世界のベスト5が、アップル・アルファベット・つまりグーグル・マイクロソフト・アマゾン・フェイスブックということになり、すべてがIT関連の会社ということが記事になっていた。
 一昔前は、不動産や自動車、石油などの資源関係、鉄鋼関係、商社などが上位で、存在もしなかった会社が、わずか4半世紀の内に入れ替わってしまった。
 もちろん、投資家が将来の期待感や可能性を買っていることで株価が上がって、総資産額が増えたわけだが、自動車や鉄鋼と比べると、ソフトという実体のないものだ。
 もちろん、アマゾンのように、そのソフトによって物流を生み出したり、スマートフォンやパソコンを生み出している生産を生み出している面もある。

 人は、今まで現物を見て、その価値を確認して対価を払ってきた。
それが、今は、実物が無くても、その人気度や可能性にお金を払う。積み上げた資産もない新興のソフト会社は、新規の開発や人材がいなくなって破たんすれば、何の資産価値はなくなる。1株1万円の株券もタダ同然。
 すでに、表に出ていないが、多くのソフト会社が出来ては破たんしている。
昔は、その会社の資産などを見て、最低限の株の価値を見据えて、それに妥当な株価で買ったものだが、今は、その時の人気や期待に任せて、何の疑いもなく投資する。

 確かに、それが続く間は、高い株価によって企業が支えられ、集めた金を再投資して更に人気を得て、株価を維持して行くだろう。
 中国バブルと一緒で、それが止まった時に、最後は誰がババを掴むのか。
ただ、超優秀な頭脳集団だから、新たな分野の開発や先見性によって、当然そうならないような経営をしていくだろう。
 自動車も彼女も結婚も定職も不要という今の若者が、これから先、何に価値観を見出してお金を使うのか。

 - 社会, 経営, 雑記

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