鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

*

朝の風景

   

 朝、家を出て会社に向かう。車で10分の距離。
一番に出会ったのが、小学生が数人でリュックを背負って登校している。土曜なのできっと遠足か何かあるのだろう。
 その後に出会ったのは、中学生。まだ1年生かな、4人ほどがジャージを着て、自転車で走っているが、小学生から、ちょっと大人になった感じ。
小学生から中学生、中学生から高校生。その節目で、かなり気持ちも成長するようだ。
 彼らも、なにか活動があるのだろう。

 やがて、いつも朝夕出会う、ベトナムの研修生。少し山手のJAの加工場に通っているが、毎日、お互い手を振って挨拶するようになった。
この頃、人数が少なくなったが、何名か帰国したのだろうか。
 国道に出て、最初に会ったのは、恐らく子供の車通勤を見送るお母さん。
何となく、「今日も無事に」と言っているような顔をしていつまでも遠方を見ながら、玄関先の垣根から歩道に出て立っている。
 国道沿いの体育館の横を過ぎると、体育館の広場に中学生がジャージ姿で集まってきている。
あぁ、さっきの中学生は、これか。

 会社に近づくと、少し曲がった正面に、葉の生え変わった薄緑の竹林が広がる。
土曜なので、いつもより車の通りが少ない。
 土曜の出勤は、電話が少なく、来客の予定もないので、なんとなく気楽な感じがする。
子供たちや、周りの景色に目が行くのは、ストレスや問題がない証拠。
 考えるのは、会社のドアを開けてから閉める迄でいい。

 - 信念, 雑記

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