鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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741 休校解除

   

今日は、6時前にブログを書いている。昨夜は、久しぶりにゴルフ1ラウンドを回り、懇親会で赤ワインも入り、普段より2時間早く寝たので、いつもより眠れたようで、2時間早く起きても計算は合う(笑)首都圏では、この時間、とっくに起きて、通勤が始まっている時間。

安倍首相の一声で、準備期間3日間という前代未聞の状況で始まった全国一斉の小中高校の休校措置。教育現場、児童生徒、保護者はもとより、給食業者や酪農家、野菜、魚肉などを供給する仲買業者、学童保育や塾に至るまで、多大な影響を与えた。   

海外に、そういう動きがあり、日本でも、感染者の多かった北海道が先んじて外出自粛や休校措置をとったし、当時の政府の対応が遅いとの誹りを受けていたこと。まだまだ「さくら」の追及が続いていたこともあり、かなり旗色が悪くなっていた。安倍さんとしてはリーダーシップをアピールすることや、国会や社会の目先を変えたいという思惑があったとしても不思議ではない。あったとすれば、確かにそれからの話題は、コロナ1本になり、野党も「さくら」などの追及は出来なくなってしまった。    

危機が差し迫った場合、確かに思い切った英断も必要な場合がある。結果としてそれが良かったということになるかも知れない。善し悪しは難しいし、国民の評価も、立場や考え方で其々2分されるところだろう。   

ただ、間違いなく言えることは、例えば我が福岡県の場合人口500万人に対して感染者が3名。例えば倍の6名としても、発生するだろう比率は、0.0002%でしかない。東京で約80人ということは0.0008%の確率。これは累計だから、1日に東京で10名増えると仮定しても、1000万人に対する10名でしかない。その反面、それを防止するために取った対策によって100%失われるもの、つまり予測ではなく確定しているものは、あまりにも大きい。観光や宿泊施設のキャンセル。宴会場、イベント、消費などなど。昨夜行った飲食店も、田舎なのに、お祝いごとの多いこの時期に、キャンセルが相次いでどうしょうもないと諦め顔。休業、閉業も増えているらしい。   

とにかく、一大事とバタバタと狼狽えて、止むおえない、それも仕方ない、という雰囲気の中で、本来どうかなという措置まで広げてきたが、もう2週間経つ。そろそろ冷静に見定めて、継続必要な措置と、解除すべき措置を判別すべきではないか。例えば、今までに分かったように、ライブハウスやカラオケなどの室内型の密閉空間への集合機会の規制は当然継続。保障も、そういうところに絞り込めば国民の税金をばら撒く必要もない。しかし、卒業入学式も含め、通学はそれなりの防止策を取れば、家庭内に押し込めて、家庭内問題や食事問題、労働力問題などの新たな副作用を生み出すより、数値から判断しても解除すべきだと私は思う。また、高校野球、大相撲、プロ野球なども、歓送迎会についても会場の構造を考え、入り口対策を考えれば出来ること。人には、感染リスク以上に大切な時間や機会があることも確かだ。また、こうした規制が続けば、感染で亡くなる人以上に、経営難で自殺する人の数が上回るのではないか。亡くなった後に、無利子で融資すると言われても、借用書が書けない(笑)     

どうしても、人の命に係わるという言葉で、安全が優先されるし、それに反論することは、かなり難しいことだが、実態把握・状況判断と決断はリーダの仕事。こんな時のために特別に報酬を受けているのだから、平穏無事が一番では困る。    

自粛要請を延長したことは、間違いなく感染増に対して一定の効果はあるはずだ。しかし、僅か10日延長したことによって、また社会に先行き不安を与え、小規模事業者などの経営に取り返しがつかなくなる可能性の方が、上記のように確率が大きい。

 - 雑記

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