鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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いとこ・はとこ

   

 親族と言うと、近い順から、本人夫婦、子供と夫婦の両親が1親等、夫婦の兄弟とその夫婦、それぞれの両親の親、つまり祖父母、孫までが2親等、続く、ひ孫、曾祖父母、叔父叔母、甥姪夫婦までが3親等となっている。
 しかし、本人からすると、3親等の中には血の繋がりのない親族がある。配偶者の血縁だ。
逆に、3親等に入らないが、血の繋がりからすると、かなり近いのが叔父叔母の子、つまり自分の親の兄弟の子「いとこ」だ。
 この「いとこ」や、いとこの子である「はとこ」ふたいとことも言うが、この辺にも、変に自分と似た子が出来ることがあり、かなり濃い血の繋がりを感じることがある。
はとこの次は、「三いとこ」と書いて。みいとこ、その子たち同士が、「よいとこ」となっていく。
 よいとことなると、何だか良い処みたいだが、あまり付き合いはなくなる。その存在を知らないことも多い。
葬式に来るのも、本人から「はとこ」つまり、いとこの子までくらいだろう。
 田舎では、いとこのいとこがお参りすることがあっても、街になるともっと範囲は狭くなるかも知れない。
 
 で、私の父は兄弟二人で、子供も少なく、私のいとこは二人だけだが、母方は兄弟7人。しかもそれぞれ子供が平均3人はいるので、いとこが21人。
 小さいころから、盆正月は母の里に集まっていたが、それぞれが家庭を持ち、年を重ねて、自然と集まるようになった。
いつからか、年に一度の旅行をするようになり、私たちの親兄弟と私たちいとことその配偶者、それに子供や孫がくっついてくると、多いときは40人近くとなり、大型バス1台になる。
 母達の殆どが、亡くなったり施設に入って、本家の叔父が89歳で1人で頑張ってくれている。
今年も、その叔父は元気に同行してくれた。
 
 どんどん、親戚付き合いが希薄になる現代、私たちの「いとこ会」は逆に異常な存在かもしれない。
バスの中も笑いが絶えず、宴会では衣装まで持参して、出し物で賑わう。
 みんな60代から70代となったが、何とか「はとこ」会に引き継いでいければいいなと思う。
血縁というものは、自分で選んでなった訳ではないが、それだけに特別な同じ血を引くという縁がある。
 古臭いと思う人もあるかも知れないが、こういう交流が続く世界でありたいと願う。

 - 信念, 社会, 雑記

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