鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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752 サギとの戦い

   

サギとの戦いと言っても、古代ローマがサギという国と戦った物語でもないし、オレオレ詐欺やコロナ詐欺との戦いでもない。人間と鷺との戦い。サギと言えば、白鷺城という城があるほど、見た目は、鶴にも似た綺麗な鳥。我ら鶴と鷺は親戚みたいなものなのだが、実際のサギの生態は見た目と違う。    

近くで見ると、かなり大型の鳥で、雑食獰猛。特に、ゴイサギというグレイのサギは、白鷺より一回り大きい。そのゴイサギが、私の愛する鯉達を次から次に食べたり、殺傷したりする。かなり、防御策に、池を網で覆ったり、釣り糸で縦横無尽にカバーしているのだが、遠くからジッと見ていて、人が居なくなると、その僅かに隙間から池に入り、餌食にしてしまう。確信犯だ。    

1度は釣り糸に引っかかったのを捕獲して、叱りつけて放してやったが、また、別のサギが来て、同じことを繰り返す。サイズの小さめの鯉、それでも30センチ近くあるのだが、10尾くらい犠牲になった。昨日の朝、ついに一番お気に入りの大きな鯉を殺されてしまった。幸いに網に引っ掛かったのを捉えて、今度は今までの鯉の恨みを晴らさせてもらったが、鯉は戻ってこない。   

しかし、鯉は犠牲になったが、サギが来なくなるので一安心と思っていたら、何とまた別のゴイサギが飛んできた(笑) お気に入りの華やかな鯉がいなくなり、寂しいので、カミ様と話して、早速午後から同じような鯉を買いに行った。何せ、この鯉たちは、私が生きている証に、月に1尾づつ増やしているものだから、ちょっと存在意義が違う。買いに行くと、相変わらず田中養鯉場さんがおまけをつけてくれ、池の中は、より賑やかになった。     

私たちが買うのは、高価な鯉は買えないので、この価格でいいと言われる水槽の中から選ぶのだが、その水槽にも養鯉場で子供を作っていく優れた鯉も数尾入れてある。ずっと鯉を選んでいると、自然に目が肥えてきて、これはいいと思うと、やはりそういう繁殖用の鯉を選んでしまう。錦鯉を観ていると、やはり魅力のあるやつは、白と赤、または黒などの色がくっきりしており、各色が濃いもの。配色や模様のバランスがいいもの。鯉の形の良いもの。もちろん、キズや鱗抜けの無いなどが見えてくるようになる。

参考に、錦鯉の代表三種は、白と赤2色の「紅白」、白赤黒3色で黒色が少ないのが「大正3色」、同じ3色で黒色が多めのものが「昭和3色」。この他に黒と白2色の「白移り」「べっ甲」。金や銀色の「五色」。その他、ちょっと変わった配色や光沢の「銀鱗」「変わりもの」「ドイツ鯉」などがある。私は、やはり紅白や大正3色が好きだ。    

錦鯉のファンと言えば、田中角栄元首相。故郷新潟の錦鯉を世界に広めた立役者。近年では、総合優勝鯉も持っている歌手の前川清。前川清初め、優秀魚の持ち主は、殆どが専門の養鯉業者に預けて、生育を委託しているようだ。     

50センチ以上の大きさになると、いいものはかなり高価になるので、20センチくらいの若魚も買っておく。錦鯉は、大きくなるにつれて、模様も色も変わってくるので、大きくなる度に選別それていく。その早い段階で仕入れておけば、どんな色模様になるか楽しみがある。本当の愛好家達は、結構のめりこんで、自分で交配させたり、品評会に出したり、高額取引もするみたいだが、私の場合はそのレベルではない。小さいのを育てるのと、池の宝石と言われる錦鯉を眺めて楽しむ程度(笑) そういえば、中国の女性経営者1尾2億円で買った錦鯉が数か月で死んだとのこと。ため息がでるだけ(笑)      

人間のサギも、鳥のサギも、一度味しめたら必ずまた来るはず。これからも、サギとの戦いは続くだろう。サギが挑んでくる間は、こちらも死ぬわけにはいかない。鶴が勝つか鷺が勝つか(笑) 因みにカミ様の名前は、鶴 加津代!!

 - 雑記

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