鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

*

損得勘定

   

 今朝の新聞に、カジノ法案と投資の記事が並んで載っていた。
どちらも、とても美味しい話だが、美味しい話の裏には、必ずリスクが付いている。
 カジノの記事では、アメリカ、ラスベガスのカジノオーナーの発言で、「日本にカジノを造れば、みんな儲かって、破産する人もなくなり、雇用も産まれ、周辺が潤うから、悪いことは何もないじゃないか」と言っていた。もちろん、儲かった人は潤うし、カジノ建設の恩恵を受ける会社や人は潤うかもしれない。
 しかし、儲かる人がいれば、損する人がいないと成り立たない。
カジノで損する人は、破産するかもしれないし、家族も悲惨な状況な陥る。犯罪に結びつく可能性も高い。博打は麻薬と同じだ。バクチにハマって会社を潰した人、夜逃げ、離婚、一家離散、自殺した人を知っている。
 カジノが出来れば、当然、その周りに暴力団やヤミ金融が集まって、風紀が乱れる。
アメリカの砂漠の中で立ち上げて発展してきたラスベガスと日本の立地は違うし、実際ラスベガスはマフィアが管理していると言われる。

 もう一つの投資の記事は、今流行の草食系投資というやつで、儲けよう儲けようの一攫千金の肉食系投資ではなく、主婦などが少額で少しずつ投資をするもの。そういう投資受け入れ会社も多くなって、ネットで投資をするのだが、結構、成功した人の話ばかりが載せいある。
 ただ、銀行預金と違い、余計に利益を得ようとすれば、これも当然リスクがある。
過去に苦い経験の無い女性や主婦、もちろん男性もだが、ネットを完全に信じている節がある。
 世間的に知られている銀行や、大手証券会社なら、まず間違いはないが、少額でも、せっせと積み立てて、ネットで投資して、数か月経って、投資先が突然連絡が取れなくなったとしても、ネットではどうしようもない。
 世の中には、騙そうにかかっている、賢い連中も沢山いる。

 例えば、それらしい投資会社をネットで立ち上げて、それらしい実績や成功話を発信して、3か月ほど、全国で投資を勧誘する。少額だからと、みんな軽い気持ちで投資すれば、軽く数百万、うまく行けば数千万の金が集まる。みんながおかしいと気づく前にネットから消える。
 捜査なんてなかなか出来ない、みんな数万円単位なら諦める。
万が一、相手が捕まったとしても、お金が帰ってくることは、まず無い。
 逮捕されなければ、また別の投資会社を立ち上げる。

 やはり、自分が、夫が、夫婦で働いて稼いだお金は、こつこつと溜めて、たまに宝くじを買うくらいがいい。投資をするなら、最低限元金が確保できるような大手の投資信託や預金の方が悔しい思いをしないで済む。
 要は、欲を取るか、安らぎを選ぶか。万が一、そんなことで気づいたときは、それまでの損は勉強代と諦めて、深入りしないこと。取り戻そうなんて絶対思わないこと。

「奥さん、1年で元手が2倍近くになる投資があるんですよ、誰でもには進められませんが、奥さんは特別に!」
「私、そんなお金ないから、そんなに儲かるなら、あなたが投資したら」
「いゃー、私は、そんな危ないことしませんから」

 - 雑記

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