鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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705 抗がん剤

   

抗がん剤。厚顔罪でも睾丸座位でもない。 先に書いたブログで、癌治療のハイパーサーミアという温熱治療の事は紹介した。私が通院している八女市の公立病院でも、急速にこの治療を受ける人が増えたらしい。まさか、私の宣伝効果とは思わないが(笑)   

このところ、みんなが励ます会を開いてくれて、もっと生きろ、少しでも長くと言ってくれる。私もついついその気になって、もう少し生きようかという気になってくる。そこで、温熱に組み合わせて、放射線治療をと思ったが、肺癌がすい臓からの転移で、癌が散らばっているので無理だという。膵臓への照射も痛み止めにしかならない。先生方は、結局は、ステージ4と言われる末期癌には、抗がん剤しか有効な治療がないと口を揃える。    

確かに、抗がん剤も進化しているし、副作用に苦しむ人も多いが、知人友人の話では、稀に抗がん剤でも、うまく合う体質の人もあり、体力があれば、それほどのダメージが無い人も多いと言う。癌が治ることはないが、今の状態を出来るだけ長く維持するものですと先生は念を押す。   

私は、癌が分かってから、カミングアウトして以来、わざと自分の癌の状況や治療の事を書いてきた。それは、同じ癌で悩んでいる人や、これから癌を発病した読者に、私の思考や、治療とその結果を書くことによって、何かのヒントや手助けにならないかという思いで書いている。だから、今回も、自分の先入観で副作用が酷いと思ってきた抗がん剤が、実際にどうなのかを自分で試して紹介するのもいいかという気になっている。カミ様も望んでいることだし、合わなかったら止めればいいと言ってくれるので、次回の診察時に説明を聞くことにした。   

私が抗がん剤を避けていたのは、今までの伝聞から、副作用で苦しむことによって、残された日々を無意味なものにしたくなかったからで、予定の4か月過ぎて、この体力があれば、抗がん剤も何とかこなせるかもしれない。    

とにかく、バーベキュー施設を造ることにしたからには春の花見をしなければならないし、ゴルフも調子よくなってきたし、釣りも面白くなってきた。何と言っても絵をもっと描かないと、みんなが望んでいる個展が開けない。まだスケッチ旅行も行ってない。とにかく、そういうことで、4月まで元気に生きるためには、可能性のある治療はしなければならないとは思っている。それが、みんなの気持ちに応える唯一の方法だろう。   

病院に行くと、いろんな患者さんが来る。どうしても、病院と言えば何となく暗い。建物が暗いわけでは無く、やはり元気がない人が多いし、実際身体の不自由な人も多い。医者も看護婦さんも白衣と決まっている。色が少ないのだ。ところが、それに付随している調剤薬局が明るく進化している。スタッフも明るいし、お菓子や飲み物が無料で提供される。音楽も流れる。病院も、そろそろ明るく楽しく(笑)進化したらどうだろう。    

例えば、どでかい水槽で魚を泳がしたり、カラフルな制服にしたり、待合室に映画や音楽を流したり、絵画や作品、花や盆栽などの展示をしたり、ステージでショーなどを催したり。壁も白やベージュ一色でなくてもいい。元々、待ち時間が長い病院、せめて1時間くらいは楽しめる工夫をすれば、付添人も気落ちしないで済むのではないだろうか。おじさん的には、夏の浴衣デイとか、クリスマス時期はサンタ服。新しい患者さんには、くすだまかクラッカー。スナックじゃないか(笑)   

ようやく、朝夕冷え込み始めた。1日の寒暖の差が大きくなると、果物が色づく。野菜の甘みが増す。今年は雨が多く、災害も大変だったが、作物も糖度が低く、病気も出がちで、直接の被災が無くても、農家にとって受難の雨だった。まさかの映像だったが、沖縄の首里城が焼け落ちた。原因はまだ分かっていないが、沖縄のシンボル。観光の主役。沖縄の人々の心の拠り所。熊本城がやっと再建の目途が立ってきたときに、何という悲劇なのか、熊本城は原因が自然災害だったのだが、誰かが誤って火災となったとしたら、それも悲惨だろう。

 - 雑記

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