鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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604 人間万事塞翁が馬

   

 月曜からベトナムに、実習生の面接に行って昨夜帰国した。
流石に30度を超す暑い国から、到着時6度の国へ帰ってくると、調子が狂うし、エコノミークラス症候群もギリギリのところ。
 空港から、更に八女の自宅まで、高速を運転して帰ると、調味料などの実習生への土産を詰めた、重いボストンバックを2階に上げるのもやっと。やはり、こんな時は風呂が一番。

 実習生選考の内容は、まず、採用予定人数の3倍の応募者を面談する。
彼らは、実習生養成学校で2か月程度を経た生徒で、予め筆記などの一次試験を受けて、その成績も選考者に分かるようになっている。
 面接では、日本語による自己紹介などの後、通訳を介しての質疑応答、その後、体力テストと簡単な選別などの実技をやってもらい、総合判断して選考する。
 私が、選考に当たって、優先するのは成績よりも、人柄。他の実習生と3年間、もしくは5年間仲良く生活できるか。日本の社員や、地域の皆さんと交流できるか。
 気候が異なる日本での生活に耐える体力も大事だ。学科の成績はその次。
兄弟姉妹は多い方がいい。
 
 もちろん、団体によって違うが、我々の組合の場合、合格したら、すぐ保護者に連絡してもらい、俗に言う三者面談を行い、お互いに家族を交えて、会社説明会を行った後、雇用条件や要望などを確認し合って、実習採用契約を締結する。
 保護者または家族も、実習生が行く会社のことや責任者の考え方が分かり安心するし、会社も家庭事情や彼らの人柄も分かり、結構貴重な時間となる。
 ただ、合格の連絡を受けて、家を出て、会場に来るのに通常8~12時間、遠くは2日がかりということもあり、選考日から1日空けての家族面談となるので、その1日が唯一観光日となる。
 ただ、毎回行っていると、行くところは殆ど同じなので、新規の皆さんにお付き合いという感じで、ちょっときつい。とにかく暑いし。笑
 この儀式が終わると、彼らは全寮制の本校で、本格的な日本語教育と、日本の知識、生活習慣や法律などを3~4か月、一定のレベルになるまで勉強する。
 今、問題になっているように、ちゃんとここまでしない機関もあり、後々に問題が起きているのは間違いない。

 今朝も、自慢じゃないが、昨夜の疲れも何のその、やはり事務所には一番乗りで出社。
明日が日曜だから、纏めて休む。やっぱり自慢だ。笑
 と言うより、やはり長く会社を空けていると、いろいろ問題も起こる。
もう、任せないといけない時期なのだが、その移行期というのは、やはり経験不足やコツというか、それが完全でないために対応できないことも出てくる。
 調子よく行っている時は、必ず何か起きるものだ。だから、順調に行っている時ほど不安になるのがトップ病。不安になるから予防ができる。
 以前もブログに書いたように、長くやっていると、その問題の、かわし方が分かるようになるし、問題対処のコツも分かってくる。何十年も同じことを経験すれば当然のこと。
 今回も、出張前に、もしもの時の対応を指示していたので、実は、それほど慌てることもないのだが、問題の相手や後進には、そう安易に捉えられると困るので、そうは言えない。笑

 また、来週は、7時間飛行機に乗ってタイのチェンマイに行く。
更新の父親が危ないとの情報もあり、帰国まで何とか持ちこたえて欲しいと思っている。
 今回は、ロータリークラブの代表として、現地の小学校のトイレ寄贈の詰めの話し合いをすることになっているので、個人や会社だけの問題ではなく、簡単にキャンセルも出来ない。
 会社の今後のためには、徐々に、自分が不在の時間を作ることも大事だと思っているが、それはそれで決断も要るのだ。笑

 

 - 信念, 社会, 経営

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