鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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右往左往

   

 中国経済が減速したとか、米国の景気が期待ほどでないとか、そんなこんなで急に円高になり、株価が急落して、株式市場も投資家も右往左往している。
 その中に入り込んでしまうと、その中のことしか見えなくなり、周りから見ると滑稽なことに鈍感になってしまう。
中国経済も、米国景気も、昨日から急に悪くなった訳ではない。
 だれかが、仕掛けて、みんなが踊らされる。躍らせた輩は愉快なうえに黙って儲かる。相場の世界はそんなものだ。

 そんな世界の皆さんが右往左往している同じ世界の同じ日に、ただ幸せに結婚式を挙げている連中もいるし、温泉旅行を楽しんでいるグループ。芸術に親しんでいる方々や余生を送っている老人ホームの皆さん。
 家族の為に一生懸命魚を取っている漁師さん、科学の研究に没頭する科学者の皆さんもいる。
生きる価値観、生きている目的、人生の意義。
 
 今や、1円の円高で何億円も利益がブレル時代。
一生懸命に汗水流して作っても、ひと月で変わった円高で赤字ということもある。
 いっそのこと、世界中が昔のように、固定相場にしてしまえば、努力や工夫がそのまま報われるのに。
でも、そうなると投資家は儲からない。濡れ手で泡が掴めない。

 日本の円も、確か昭和47年までは基本通貨のドルに対して固定相場だった。
しかし、日本の経済力が付いてきたために、貿易上で日本が有利過ぎるようになり、実力に合わせるということで変動相場制に移行したが、その相場制というのが曲者だった。
 本来は混乱を生まないように、一定年数間の固定制にした方がいいと思う。
ただ、私は経済学者じゃ無いので、そういう制度が出来ない理由もあるのかもしれないが、近年の状況をみると、頑張っているのに円高倒産とか、為替のために、原油などの輸入品が急騰するなど、何もいいことはない。
 変動が大きいほど、自分が良ければ主義の投資家が喜ぶだけだ。
そんな不合理なことを変えていくのが政治家の仕事だろう。

 - 信念, 政治経済, 社会

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