鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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庭造り

   

 以前、植木を育てるのは、子供を育てるのに似ているという話を書いたことがある。
根をちゃんと張らせないと、どんなに枝葉が出ても、風で倒れたり、ある程度から大きく伸びない。
 選定も、弱い枝は思い切って切ってやると、そこから強い枝が伸びたり、強すぎる枝はある程度抑えないと実が着かない。
腐れかかったり、虫でやられたら早めに切れば、また新芽が出てくる。
 肥料や水はやりすぎない。水が少なければ自分から深く根を伸ばす。

私は、庭づくりも好きだが、これは会社づくりと似ている。
 庭木をどう配置して、どうバランスを取るか。木の高さや色、形。
それも、まだ小さい木を植えるので、すぐに庭の完成した状態にならない。成長した後の姿を想定して植えていく。
 造園業に頼めば、初めからそれぞれ成木を植えるので、ほぼ完成した庭になるが、それは面白くない。自分の庭ではない。
だから、私が植えた直後の風景は、そんなに見た目のいいものではないが、この木がいずれこうなるとか、この木は大きくなるから、後で1本は除去するとか。
 それなりになるまでに、最低10年はかかるが、苗木から植えて、既に7~8メートルの大木になった木が何本もあり、垣根もすっかり大きくなった。
 今の形になるのに20年かかった。それでも、まだまだ進行形。

 会社も同じだ。
すぐ最終形、つまり結果を求めようとしてしまう。
会社づくりも時間がかかるのだ。
 将来を描いて、人を育てたり配置したり、時にはその向き不向きで配置換えしたり、極端な時は、それが全体のバランスを乱す恐れがある時は思い切って切ることも必要になる。折角大きく育ててもだ。

 そして、庭づくりで大事なのは、それぞれの木の寿命を計って、新しい苗木を植えておくこと。
それぞれの木を良く見ることも大事だ。外から見えにくいが、根元をアリや虫に侵されている場合がある。そんな時は、思い切って削り取る。
 削り取っても、木はちゃんと治癒力を持っている。
その木の性質や性格を知っておけば、どの程度削ったり切ったりしていいか判る。
 会社も同じだ。

 

 - 信念, 経営, 雑記

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