鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

*

曼珠沙華

   

 このところ、朝夕が冷え込んで秋らしくなった。
今回の関東東北の大雨の被害にあった人々にとっては、この冷え込みも応えているだろう。
 こういう災害が起きて、一番感じるのは、普段に使っているインフラの有難さ。それに頼り切っている脆さ。
何と言っても、一番は水道そして電気。

 便利になればなるほど、水洗トイレになっていたり、電気釜や電子レンジ、冷蔵庫も全て止まって何もできない。
1日でも大変なのに、それが3日も4日も続けば、相当のストレスになるはずだ。
 とにかく、被災地が低地なので、復旧が遅れているが、一日も早い復旧を願うだけ。
映像で見てみると、道一本隔てただけで天国と地獄。運なのか、考察力があったのか。
 
さて、田畑のあぜ道に、秋の象徴とも言える彼岸花が咲き始めた。
 緑の田園の中に赤い花が並んで咲く風景は、なかなかの風情だ。
この彼岸花、別名、曼珠沙華というが、この言葉はもともとサンクスリット語から来ており、天から幸せが降ってくるというような意味らしい。
 彼岸花の他にも、天蓋花とか狐の何とかというように、地方でいろんな呼び名があるようだ。
確か、この花の茎から出る汁に触れると痒くなった記憶があるが、元々毒を含んでいるらしい。
 確かに、真っ赤なある形は、妖艶な色形をしている。
夜道で、月の明かりで見ると、もっと妖しい。
 ここ八女市の星野や矢部地区まで入ると、段々畑に何列にも重なって咲く姿は見ごたえがある。
この花は、白や黄色もあるが、やはり赤がそれらしい。

いよいよ、9月も丁度半月が過ぎ、これから果物の秋、食欲の秋
 柿・栗・サンマ・さつまいも・梨ゼリー・・・・何と言っても新米が一番!!

 - 雑記

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