鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

*

名誉欲

   

 ある組織のトップ人事が代わったという連絡がきた。
政治の世界は一寸先は闇というが、政治も経済界もそうだと分かっていても、流石に晴天の霹靂だった。
トップが替わると、その下の幹部の顔ぶれが、ガラッと替わることも多い。
 この政治や団体のトップというのは、会社のトップとは違い、単純に指導能力や人格だけではなれないようだ。
聞いてみると、根回しがあったり、お金が絡んだり、怨念が関係したりと、大きな組織になれば、それは大変みたいだ。

 それに、一度トップになると、辞められないらしい。
周りが、辞めて欲しいと思っていても、そう思われる人ほど辞めない(笑)
 何で、そんなに執着するのか。
もちろん、権力やお金、利権が絡むのは当然だが、どうも、それ以上に長くトップの座にいると、その椅子の座り心地がいいのと周りから、会長・委員長・組合長・座長・紋白長と崇められる。。。人の上に君臨しているんだという名誉みたいなものに取り付かれるらしい。
 他に何も無い人ほど、辞めればただの人になるのが怖いようだ。

 それに、褒章というものが大好きな人がいる。
公職や団体役職などを長くやっていると、やがて表彰がやってくる。10年表彰、永年表彰。。。もっと長くやっていると、やがて叙勲となる。
 別にお金を貰うわけでもないが、この紙一枚がとても有難いのだ。
後学の為に、叙勲には次のようなものがある。
 日本を代表するような芸術家や文化関係者に贈られる文化勲章。
 長く政治家を務めた人や社会に貢献した人に贈られる大勲位菊花大綬章・旭日章・瑞宝章、この辺になると天皇立会いの下に総理大臣からの受賞となり、ちょっと交通安全で立ったくらいでは貰えない。

一般人が貰えるとすれば、褒章つまりご褒美。
 人命救助などに対する紅綬褒章
 社会奉仕などに対する緑綬褒章
 仕事を長く続けた人に黄綬褒章
 学術や芸術に貢献した紫綬褒章
 社会や福祉関係の人に藍綬褒章

人は、食欲から始まって、性欲、金欲、独占欲。そして、それを満たしてしまうと、最後は名誉欲となるらしい。
 小生は、まだまだ、全ての欲が満たされていないので、当面は名誉欲まで辿りつけそうにない。
 

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