鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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851 柳病院讃歌

   

私は、12月に公立病院に抗がん剤治療の為に入院し、その後、公立から、経営悪化のための合理化として、私がかかっていた消化器内が無くなったため、現在の柳病院に転院して今日に至っている。  

当初は、周りが公立はあまり良くない、医大とか久留米の古賀病院を勧めたが、私は近くが一番と思っていたので、敢えて公立を選んだ。治療や入院をしてみると、評判ほど悪くなかったが、少しずつ評判の内容も垣間見えてきた。とにかく待ち時間が長い。とくに患者が披露しているはずの薬剤や会計の時間が異常に長い。もちろん、優しい優れた看護士さんもいるが、組織全体が公務員的。経営者の顔が見えない。しかし、転院前は、どこも似たようなものだろうと諦めていた。  

しかし、4月2日、たまたま、私の誕生日に転院したが、その日から対応が違っていた。命に係わるということで、転院その日に急遽手術。看護士さん達の看護というか、気遣いが手厚い。  

大きな違いは、経営者の方針が行き届いていること。優秀な医師が増えていること。看護士さんと医師。看護士さん同士の協調が良く、大きい病院でありながらアットホームな雰囲気があり、患者も安心できる。だから、患者も増えている。もちろん、公立の合理化の影響もあるかもしれない。  

とは、いいながら、柳病院も、以前はあまり評判が良くない時期があった。私立病院の場合、経営者次第で良くも悪くもなる。私も会社を立て直すのに相当の時間と労力を要したが、それなりに能力のある集団を改善するのには、相当の経営努力とスタッフの協力が必要だったはず。しかし、必ず結果はついてくる。車はいい方向に廻り出すと、どんどん加速して良くなるものだが、間違っ方へ転がそうとすると動かなくなり、やがては錆びついてしまう。    

公立も、地域の最大の重要な医療機関。是非、経営者が経営者の仕事をして、経営、医療体制、患者対応を改善して、地域医療を支えて欲しい。

 - 雑記

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