鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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813 2年目の桜

   

抗がん剤を点滴から飲み薬に替えて、丁度1か月になるが、最初は副作用も感じず、これならいけるかもと思ったが、そう甘くは無かった。飲む抗がん剤治療をしている知人に、吐き気や食欲不振、腹部の痛みがあると聞いていた。人によって副作用の出方も違うし、うまく合えば、副作用もほとんど出ないこともあると聞いていたので、最初の頃は、私も合った1人かなと思っていた。

ところが、服用を始めて日数を重ねると、やはり攻撃毒が蓄積してきたのか、知人が言っていた通りの副作用が出始めた。服用後数時間は腹部の痛みが出始め、何もする気が出ない。思い切って体を動かしてみるが、その後が悪い。今日も、朝から午後3時くらいまでが教育委員会の学校訪問や会議、午後5時からは少年指導員としての未成年立ち入り禁止箇所の巡回だったが、腹部の痛みが取れない。力が入らなくなって、歩くのにも若さが無い(笑)。

特に、同じ姿勢で椅子に長く座るのが腹部を圧迫するようだ。パンツも履きたくない、できればズボンも(笑)。カミサマは、「そんな状態で行かなくても、体調が悪いと断ればいいじゃない」と言うけど、それが出来れば私じゃないし、私の人生も変わっていただろう。ちょっとは無理しても、責任と役目は果たす。その為に1か月か2か月短命になっても後悔はしない。その逆はきっと後悔すると思っている。

正直、1月前は、この調子なら、まだまだ大丈夫じゃないかと思っていたが、流石に病気の具合は、私より医者の方が詳しいようだ。何となくだが、今まで聞いてきた末期症状の話と重ね合わせ、ここ1月の状況の変化から推測すると、12月辺りかなと思う。今までも書いてきたように、昨年の10月くらいから覚悟は出来ているので、それはそれでいいが、この痛みが、どこまで進むのかが気になる。

痛み止めの薬を強くしていって、痛みは和らいだとしても、その薬の副作用で無様な姿を晒したくはない。最後まで尊厳を失いたくないというのが、死を迎える者の共通の願いだと思う。そのために、多少は無理しても、出来るだけ自分が出来る役目を最後まで果たしたい。みんなと付き合いたい。家族にも元気な姿を見せたい。と言っても、強がりばかりでは、体が持たないので、家庭では弱みも見せていいと思っている。

まあ、3種試してきた抗がん剤も、今月末で終わりにするつもりなので、副作用が薄れて、案外一時的には元気になって、もう少し頑張れるかもしれないが、医師に言われているように、今日明日急変するかも知れない。だから、イベントや行事は、なるべく10月に前倒しに計画している。

カミサマは、何とか3月まで頑張れと言う。3月になれば、桜の花の時期にみんなで見送ってくれるそうだ(笑)。昨年末は桜を見るまで頑張れと言われて実現したが、2度目の桜。それを見たら、きっと3度目の桜も見て行けと言われるに違いない(笑)。

 - 雑記

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