鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

*

758 目覚まし小鳥

   

今の季節、朝の5時半くらいになると、窓を閉めていても、盛んに小鳥の鳴き声が聞こえてくる。鳥の名前は詳しくないので、1つ1つ分からないが、少なくとも10種類くらいの鳴き声が聞こえる。この頃一番頑張っているのは、ウグイスさんだ。何羽かが、お互いに鳴き声を競い合っているように感じる。     

朝食時期になると、庭の植木に集まってくる。いろんな種類が飛んできては、飛んでいき、また次の種類が飛んでくる。スズメ、メジロ、ムクドリなど何種類から集団で移動する。あと、ホオジロ、百舌鳥、いつも2羽で来る山鳩、綺麗な色の石叩き風の小鳥が何種類か。もちろん、カラスも、招かれざるサギも来る、これらは小鳥とは言えないだろう(笑)      

昨日、2週間振りに抗がん剤の治療だったが、以前の病院で2種類を投与していた時より、随分副作用も楽になり、転院して2度目だが、頭髪もそのまま伸び続けている。ただ、どうもない訳ではない。体調が投与の前と違うのははっきり分かる。血糖値も昨夜はメモリが高い方に振り切れた。600を超えると測定不能になる。相応量のインスリン注射を打って、今朝には280程度になったが、正常値は60~150だから、まだまだ高いのだが、これは副作用の吐き気を抑える点滴の成分であるステロイドが影響するものだそうだ。今の私にとって治療中の250前後は問題ないと決めつけている(笑)投与後、1週間もすると、朝の数値は150前後に落ち着いてくる。         

今日は、公立病院の温熱治療ハイパーサーミアを受けられるように、転院先から紹介状を書いてもらって相談に行くことになっている。私の読んだ幾つかの文献で、抗がん剤治療にこれを組み合わせることで、治療効果が上がり、しかも副作用も緩和する相乗効果があるとしてあるが、まだ、医者によっては、専門外で、その知識がなかったり、確信してないこともあり、こちらから積極的に申し出ないと動いてくれない。ただ、先日の胆管手術で金属管を入れているので、出来ない可能性もあるが、それは仕方ない。絶対すべき治療ではないのだから。ただ、癌が42度以上の体熱で死滅するというのは共通認識。低体温の人が癌にかかりやすいのも定説。  

とにかく、治療が通院で出来るのが有難いし、通院も10分程度で届く。入院と通院と選択できるのだが、入院したら、緑の中を散歩もできない。目覚まし小鳥も来ない。家にいるからこそ、ちょっとした作業も、カミ様に注意されながらも出来る。絵も描ける。3食注文を聞いてくれる美味しい食事も食える。車の運転も出来るし、体調が良ければ、必要な用事も熟せる。やっぱり、気持ちは大事だ。その気持ちは生活環境や、やりたいことをやれるかによって大きく異なる。            

もしも、副作用で苦しい時期もあったが、抗がん剤治療を始めてなかったら。あの黄疸対応の手術が手後れになっていたら今頃死んでいたかも知れない。もしも、入院しなければならない状況だったら、多少体調が悪くても、こんな自由な生活は出来なかったろう。もしも、会社が、今回のコロナウイルスによる自粛の影響を受ける業種だったら、じっとしてはいられなかっただろう。もしも、あの時転院していなかったら、いつまでも副作用で苦しんでいたかもしれない。         

私は、前の病院の都合で、転院することが決まり、転院先の担当医に紹介状を書いてもらったのに合わせて、私の希望を手紙に書いて預けた。内容は「今までの2種投薬の治療方法や2週連続では、結果として副作用が酷く、白血球が異常に下がったり、血糖値が異常に上がったり、肝機能などの数値が極端に悪くなったりで、予定の投与ができず、苦しみながら、回数もかえって少なくなっている。その先、例えば1年先に改善すると言う保証があれば、今の治療を耐えられるが、そうでない場合、今も大事な時間であり人生。1年先に死なない保証もない。それならば、抗がん剤を軽くするか、間隔を空けて計画通りに打っていきたい。そうすれば、私の予定も熟せてストレスも溜まらない。それをカバーするために温熱治療を併用したい」。       

褒めるのだから、名前を出していいと思うが、柳病院の杉本元先生も、とてもいい先生で、それを理解してもらい、こういう次第になっている。後で聞いたところによると、膵臓癌や胆嚢では、日本でも有名な先生らしい。ここでも私の運の良さは生きていた。

医者は、想像はできるが、患者の本当の痛みは分からない。何も伝えないと患者の精神面や人生は分からない。ただ、患部を診て医学的に治療をしていくだけ。治療に当たっての同意書は求められるが、患者としては、自分では治せない病気を人質に取られたようなもので、まず、同意しない患者や保護者はいないだろう。しかし、やはり患者も患者としての考えや希望を伝えておくことは大事なことだと思う。医者もちゃんと考慮してくれる。特に、癌患者のように命の時間がある場合は、医師と意志を共有するのが大事(笑)      

今は、月末の土日で、カミ様も同行で、釣り仲間と海釣りにいく目標がある。どうしてもブリを釣りたいのだ。満足に釣り方も知らないのに、希望だけはいつも大きい(笑) 久しブリでも、知ったかブリでも、何ならブリっ子でもいい。

 - 雑記

  関連記事

鶴の一声
和の世界
鶴の一声
ホスピス
鶴の一声
710 桜を見るかい?
鶴の一声
鶴の一声
561 もしも無かったら
鶴の一声
ネット手配
鶴の一声
775 取りあえず半年
鶴の一声
無事更新
鶴の一声
645 選挙が終わり
鶴の一声
607 チェンマイロータリー