鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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雨降って・・・

   

 今日は、朝から全国的に雨。
この3日間で、ゴルフをした一昨日だけが快晴で、相変わらずの晴れ男伝説を堅守した。
 今、アジサイが盛りを迎えている。
青や赤、紫、ピンクなど独特の色合いが、道路わきを飾っている。
今、ダンスパーティーと名付けられた額アジサイなど、種類も増えているようだ。
 アジサイは、確か花と思っている部分は、本当はガクにあたると聞いた気がするが、どう見ても花だ。
 
 暑い日が続くと、たまに雨が降るとホッとする。近年の暑さは尋常じゃない。
さて、雨と言えば、一番使われる名言が、「雨降って地固まる」
 元々は、雨が降って、建物を建てるために盛った土が固まって、建物の土台が強くなるという意味だが、ことわざとしては、別の意味に使われることが多い。

 例えば、何か進めている間に、問題や事故などが有っても、その後上手く行った場合に、よくこの言葉が使われる。とにかく、いろいろやっかいな事があったけど、それが返って、その後のためになるという意味。
 結婚式の日が雨で、本来は嬉しくないような時に、この言葉で励ますことも多い。
また、結婚した二人が、事前に問題があって壊れそうになった後に、ゴールインした場合などにも使われる。
 
 とにかく、何事も、スムーズに行くよりも、その前に問題があり、それを解決するという努力をした後の方が、しっかりするという意味もある。
 個人でも、会社でも、地域でも、政治の世界でもそうだろう。
何も問題が無いと言うのは、ない訳ではなく、見損なったり、見ないふりをしている場合が多く、結局は事が成就した後に、出てくることになる。

 例えば、結婚前に浮気・病気・借金などの問題が発覚し、大変でも結婚前に解決して、その上で、結婚するとなれば、その後に問題はないが、結婚してから発覚すれば、夫婦だけでなく子供まで不幸にする可能性がある。
 豊洲のように、建物を建てる場合に、その地下に問題があって、立てる前に大変でも処理しておけば、問題なかったのに、完成してから発覚したために、大変なことになった。

 雨降って地固まるの他に、雨が入ったことわざがいくつかある。

雨垂れ、石をも穿つ
 雨垂れの小さい雨粒でも、長年落ち続ければ石に穴を開けるという継続の勧め。
雨後のタケノコ
 雨の後のたけのこの成長は、驚くほど早い、一遍に出てくるの意味。
雨やんで傘を忘れる
 喉元過ぎれば熱さ忘れると同じで、皮肉ったもの。あるある!!
雨の降る日は天気が悪い
 当然の事だという意味で、他にも同じようなことわざは多いようだ。
 
 

 

 - 信念, 社会, 経営

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