鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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富の配分

   

富の・・・と書き始めると、ついつい「富の寿」と口ずさんでしまうのは、なぜだろう。
やはり、テレビコマーシャルの力は侮れない。

新聞などで、この時期になると世界の所得番付みたいなのがよく記事になる。
 日本の場合は、株式などを上場したり、都心部の一等地を売却して大金を手にしたような短期所得は別にして、大会社の社長でも、日本独特の遠慮感覚で、突出して所得を得る人は少ない。
日本人には、慎み深い、武士は食わねど。。。の美徳文化がある。
 だから、日本が特殊であって、殆どの国の経営者は、利益を出せば、その功労所得を手にするため、年間数十億円の報酬を受け取るし、とんでもない資産家が存在する。
 ただ、その利益は誰のものか。本当に妥当な利益なのか。
例えば、トヨタ自動車が1兆円の利益を上げたというが、それは本当にトヨタ自動車が受け取るべきものなのか?
それとも、車を買う人に必要以上に高く打っているのか、下請け会社に必要以上に安く請け負わせたものなのか、部品を必要以上に安く仕入れたものか。
 もちろん、コスト削減努力や円安の成果だと言うが、消費者や下請け会社の犠牲に因って得た利益も、つまり本来は消費者や下請け企業が得られるべき利益も、トヨタ自の株主に移転しているという構図になるのではないか。
 どの会社も、利益が出ると、将来続く確実性がないので、まだまだ分配はできないと言うが、その半分でも、利益を上げさせてくれた社員や消費者、下請け会社に配分したら、それこそ恒常的なファンによる恒常的好循環が続くのではないだろうか。

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