鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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タイ王国

   

 タイへ輸出するための市場調査と商談会が、福岡県とタイ工業省の提携により、バンコクで行われれた。
福岡県から、当社を含む企業9社と、県や北九州市の担当者で20名若。
 今回の企画は、現地での移動や商談の会場費など、県内企業の海外進出を支援するための補助金も使われているので、これでもかと言うくらい、関係官庁訪問、現地企業訪問、商品の試食会、そしてプレゼンや商談会と、朝から晩まで分刻みのスケジュールが組まれており、さすがに、ちよっとタイム!と叫びたいほどだった。
 公費を使って、どこかの観光を兼ねた視察旅行に行って、行っただけ~と言う議員さん達に見せてあげたかった。
少しでも、税金を使うと言うことは、こういうことですと!!

 本音もう少し、余裕を持ったスケジュールにしてもらいたかった。それは、観光したり遊んだりする訳ではなく、準備をするにも、表敬訪問や商談会も時間的余裕がないと、気持ちの集中ができない。
 プレゼンは一人づつ、70~80人の前でやるのだが、これも偉い人の挨拶が長くなり、押してくると時間が無くなり、アピールしたいことが十分できないし、その後、相手1社当たり30分で商談をするのだが、皆さんギリギリまで話すので、終わるころには次の会社が待っている状態。
 おまけに、当初の商談相手は、4社ということで余裕をかましていたが、試食が良かったのか、私のプレゼンが良かったのか、私が良かったのか(笑)商談会に入る前に、一気に9社に増えてしまった。
 一人だから、トイレにも行けない。

 助かったところは、一社ごとに通訳が付いてくれたこと。
これは、何よりだったし、何より当社の通訳がバース君が一番美人で、一番うまかった!
 各社とも、自分の通訳が一番!そう思っていると思う。
それに、今回の訪問では、同行した中でも、多くの良き出会いがあった。感謝!!

この1年間でも、中国・シンガポール・ベトナム、そしてタイと行ったが、やはり、タイが一番肌にあっている気がした。
 それは、タイ人の道徳教育、温厚な性格、そして考え方が日本に近いせいだと思う。
一応、商談では、今回の商品であるフルーツゼリーは大変気に入ってもらい、是非扱いたいと言って頂いたのだが、実現にはまだいくつかの関門がある。これからだ。

 - 政治経済, 経営, 雑記

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