鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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会社破綻

   

 数日前に、当社の取引先が民事再生の申請をするという記事が出た。
情報は入っていたので、驚きはしなかったし、販売先ではなく仕入れ先なので、慌てる必要はなかったが、仕入れている材料の継続確認はとる必要がある。
 まだ、債権者会議を経てからのことだが、取り敢えずは材料は入るようだ。特殊なものではないので、短期で代替えも可能だ。
とにかく、続けると言うなら応援しなければならない。地域の会社は、出来る限り潰してはならない。

 会社が破たんするということは、借り入れや仕入れ代金の決済ができなくなること。
その原因は大方、次の3つに集約される。
 1 影響の大きい取引先が破たんして、売掛金の回収が出来なくなった。
 2 過剰投資で資金が膠着して回らなくなった。
 3 商売そのものが上手く行かなくなり、次第に行き詰った。

 その他、取り込み詐欺にあったとか、経営者が悪事をやらかした、社員が使い込みをしたなどの特殊な事件が原因と言うことも無きにしもあらずだが、殆どの場合は、1が2が原因。
 特に、中小企業で多いのは、過剰投資だ。
この場合も、放漫的に身の丈以上の投資や、計画不足の投資型と、投資した後に思わず不振だったという2通りがある。
 今回は、どうも話を聞いてみると、理想だけで規模以上の過剰な設備投資をして、加えて、その活用をさせる努力をせずに、方向違いの道に進んだもののようだ。
 こんな場合でも、会社が一緒になって努力すれば、道は開けるし、助け舟も現れるものだが、最も悪いことに、経営者がワンマンで設備投資をやって、しかも、普段から社員やまわりからの意見に聞く耳を持たなかったようだ。
 今回の再生協議がどうなるかはわからないが、いつまでも危機を抱え、社員も不満を抱えている状態が続くより、こういう事態になって経営者が代わるか、変わるか(笑)、経営手腕と過剰投資が原因ならば、出直した方がいい。
 

 - 信念, 経営

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