鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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755 大型連休明け

   

ここ数日は、急に気温が上がり、30度近い夏日となった。寒いのも嫌だが、暑いのも嫌。春と秋が一番過ごしやすいのに、その春秋らしい季節がどんどん短くになっている。宇宙の仕組みかもしれないが、人間のここ50年でやってきた開発や自然破壊も影響しているのも間違いない。それほど、地球が人間に警告しているとしか思えない変化が出てきている。

昨日まで、4日間連続で、部屋の移動から断捨離をやったが、以前なら、何とも無かった作業が堪えたらしく、夕方から寒気が来て、39度近い高熱が出てしまった。やはり腹の中に金属管を入れたせいで、ちょっと無理すると、こういう発熱を引き起こすらしい。高熱は朝方まで続いたが、ようやく熱さまし薬が効いて平熱に戻った。しかし、今日は身体の節々が痛み、倦怠感と脱力感で長く立っているのも辛い1日となった。もちろん、今日はカミ様の指示で、一切作業は禁止(笑)カミ様は、来週月曜の抗がん剤が、体調悪化で、以前のように、また投与できなくなるのを心配している。      

そういえば、抗がん剤を1種類にしてもらってから、頭髪も伸び続け、約1センチ程になった。爪の色も随分回復したが、指先の痺れはなかなか治らない。食事は、今日は別として、美味しく食べられるのだが、体重が一向に増えない。51㎏を横這い。毎日風呂前に、期待して体重を測るが、食べた飯がどこに消えたかわからない(笑)      

昨日今日のニュースで、まだ完全収束ではないが、期待させていた5月6日解除を延長したことで、一気に経済や家庭の問題が出ることになり、当然の方策として、段階的に閉店休業していた店などを営業していき、学校も同じ段階的登校が始まることとなった。それでも、行かないで欲しいという夜の店や大きなイベント、ライブハウスなどは、客が来なければ成り立たない。これが長く続けば、政府も生活様式を変えろということもあり、究極、その手の店は国民生活に不要ということになるのではないか。たばこが身体に悪いと言って、大勢が止めてしまったのと同じことになる可能性もある。ただ、タバコや止めても、綺麗なお姉さんが好きな、結婚しない男性は増えているようだ(笑)  

八女市は、カテキンとオゾンと人口密度のお陰で、今日までついに感染者が出なかった。全国でも、東京大阪と岩手青森では、感染条件が大きく異なる。福岡県と一括りに言っても、福岡市と八女市では全く違う。一律に休業要請や学校閉鎖にしたのが、本当に正しかったのか。平等感はあるかも知れないが、普段は都市部の方が反対の有利性を持っている。いろんな施設やイベント、文化機会、交通網、就職機会などなど。それならば、こんな時こそ、地方の有利性を示しても良かったのではないか。       

今年の連休は、多くの人にとって残念な連休だったろう。国内外旅行を計画していた人。いろんな行事や帰省客で賑わう筈だった飲食店。一番の稼ぎ時の観光会社。イベント会社やタレント。外国からの観光客で賑わうはずの浅草や京都などの観光地の人。お祭りの出店を生業としている人。相手が見えないだけに、誰に文句の言いようがない。     

何年か先には、神戸大震災や東北津波と同じように、今年の新型コロナ感染災害として語り継ぐだろう。人間、塞翁が馬。今まで考えもしなかったことが、何時どこで起きるかわからない。せめて、教訓として今後に役立てるしかない。

 - 雑記

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