鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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634 社用車

      2019/04/01

 今度、車を買い替えることにした。
今まで、クラウン・マジェスタ・レクサスと黒いセダンを乗り継いで来たが、それは会社の社長と言う立場と、お得意先などを乗せる機会が多いためだった。
 会社の社長や商売している店主などは高級車に乗っている人が多い。
1000万円以上する車も珍しくない。
 その殆どは会社の経費で購入する社用車。それが一般的だ。
往々にして、経営者が高級車を乗り回している会社の従業員に、会社に対する不満が多い傾向にある。会社が儲かっていて、社員の待遇も良ければ、高級社用車も批判する理由はない。

 しかし、私の場合は、勝手な信条で全て個人の購入車。だから、そんな高い車は買えないし、そもそも買おうと思わない。1000万円の車が300万円の車の3倍も乗り心地が違うとは思わないし、それだけの価値があるとも思えない。
 もちろん多少は違うが、ほとんどメーカーのちょっとした贅沢気分を打ち出した仕様に乗せられて買っているだけ。
 高級車ほど修理にもお金が掛かるし、維持費や燃費も高くなる。
しかし、どうせ会社の経費だから、関係ないということだろう。
 
 わが社にも、もちろん以前は当たり前のように社長専用車が有って、運転手までいた。
しかし、会社が倒産寸前まで経営が悪化して、それを立て直すために、私が社長を頼まれて就任した時、真っ先に社用車を無くして、自分の車を使うことにした。もちろん社用に大部分を使用するため、燃料などの経費は会社が負担するが、改革を進めるための表明だった。
 その後、会社は持ち直し、毎年配当も出来、利益積立として内部留保も続けられるまでになったが、その後も社用車に切り替えようとは思わなかった。後進に対する無言の教育、つまり「示し」のつもりだった。

 だから、私は代々中古車を乗り継いでいる。
 金がない訳ではない(笑)何に金を使うかの考え方の違い。
経営者仲間は夢にも中古とは思っていないだろう。なにせ、黒塗りの高級車だから(笑)
 今回は、お客さんの送迎も部下がやってくれるようになり、リタイヤと決めた時期もそんなに遠くないことと、そろそろ気分的に若返ろうかなと思い、流行のSUVに乗り換えることにした。
 買うのに一番お得なのが、新古車とか未使用車という類。
主に展示用に使ったもので、登録から1年以内で、走行距離が1000㎞以内というやつ。
 新車を買うと、本体価格に希望するオプションを付けて諸費用を加えれば、例えば400万円の本体価格から100万円くらい高くなってしまう。
 ところが、展示車などは、客の心をくすぐるようなオプションを付けており、ほとんど走っていなくても、展示から1年も経つと100万円くらい下がる。合わせて200万円もお得。
 住宅展示場などの家が、贅沢な家具や備品をつけて、すごく素敵に見えるのと同じで、あの展示ハウスも、後で格安で販売するのと同じ仕組みだ。一定償却後売却という原理。

 で、今回決めたのは、日産のエクストレイルという、前から気に入っていたやつで、たまたま近くの販売店に有ったのが最高級グレードの新古車で、全て欲しいオプションが付いていて、今乗っている車の新車価格の半額で買えるという高コスパ。来月の今頃は、そのSUVにルンルンで乗っているか、ガンガン突き当たっているはず(笑)
 私は公私ともに飲み会が多く、我が家のカミ様に送ってもらうことが多い。
初めて、その車をカミ様が見た時は、今までのセダンと全く違い、ガタイが大きく感じるので反対していたが、カミ様の友達の旦那が同じ形に乗っているようで、その女友達も運転がしやすいと聞いてきて、一発逆転購入決定となった。
 その友達に感謝。

 

 - 信念, 経営

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