鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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桜宣伝

   

 桜前線と書こうとして間違ったから、止む無く、さくらで宣伝しよう。
弊社は知っている人は知っているが、福岡の最南端、八女の地で86年前から、果実野菜など農産物の加工食品を作っている。
 歴史は信用の証。
 主なものは、みかん・栗・たけのこ・デコポン・トマト・甘夏。変わったところでは、メロン・ポンカン・タンカン・黄金柑・日向夏・茂木びわ。その他、水産物では、有明海の赤貝を従来から缶詰にしていたが、近年は調理缶として、九州各地のマグロやカンパチ・コノシロ・ちりめんじゃこ・イカなどの缶詰、後はこだわりの名古屋コーチンや熊本馬肉なども手掛けている。
 これらの水産や肉類などは、産地とのコラボで、委託を受けて開発製造を引き受けているものが多い。まさに他品種少量生産に挑んできた成果と言っていい。(社員に感謝)

 季節の青果物は、年々、生産量は減少気味で年による変動も激しい。
その対策として、季節性のないものを取り入れて、生産と経営の安定化を図ってきたのだが、それが実を結び、近年は安定した経営と前向きな投資ができるようになった。
 どんな業態でも、時代や環境の変化で、必ず一度や二度は至難の時に遭遇する。
そこで、「もう駄目だ」と言うのか、「じゃこうしてみよう」と言うのかで、変わってくる。
 企業も、やる気と活気の「健康寿命」を維持することが大事。

 缶詰やレトルトの他に、従来の夏場の閑散期の対策として開発したのが、元々加工していた地元の果実を使ったフルーツゼリー。
 もう、発売以来20年以上になるが、お陰様で、自称ロングセラーとなり、ここに来てまた需要が起きてきた。
 なぜかと言うと、やはり、自社で原料から最終製品まで作り上げるので、確かに美味しい。
残念ながら正直に言うと、食べた人は、もう他社のゼリーは食べられないという(笑)
 国産の果実原料は少なくなり、加工する会社も減り、今出回っている同種のゼリーの中身は、殆どが中国を中心とした輸入加工果実をつかったもの。
(国産原料を使ったものなら、必ず国産か、産地を表示している)
 輸入ものが悪いわけではないが、やはり、日本の果物と海外で栽培された果実の味、そのものが違う。なぜだろうと思うが、中国は、やはり排気ガスによる日照不足と、品質に対するこだわりの違い。東南アジアは、糖度は高いのだが、味を引き立てる酸味などが足りない。寒暖の差が少ないからなのか。

 一番は、加工する時のこだわりも違う。
例えば、日本の場合、熱殺菌するにも、その素材の味を壊さないような設定工夫をするが、まだ海外の水準は、完全に殺菌すればいいという考えが優先している。
 もちろん、食べればわかるということ。
食べずに買うのが、空港やデパートに並ぶ、ギフトやお土産のゼリー。
 試食することは出来ないので、有名なブランドや、包装などの見た目で買うことになる。
これが殆ど不味い。
 私から言わせれば、みんながブランドで買っているのだから、もっとプライドを持って、美味しいものを作りなさいと言いたい。ブランドに乗っかって、手を抜いたものが多い!!

 と、いう事で、九州旬食館のぜりー、是非試して頂きたい。という年1度の宣伝。
九州旬食館という、面倒くさい名前で検索して、注文の時、鶴の一声を読んで注文したと言えば確実に割引となる。私の友達でなくても、友達と嘘をついても安くなる(笑)
 これから暖かくなると、常に冷蔵庫に冷やしておけば、バラ色の人生が!

 

 - 信念, 経営, 雑記

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