鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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小池さんピンチです!

      2016/12/02

 このところ、豊洲移転や五輪費用見直しなどに取り組んでいた小池東京都知事がピンチだ。
どちらも、費用が当初発表より格段に膨れ上がったということで、都民の立場に立って、その追及や見直しに取り掛かったのだが、当然、そんなことされては都合が悪い連中がいる。

 殆どの庶民は、この数倍に膨れ上がったり、想定外な設備費の裏には、政治家やゼネコンなどの裏金が動いていると思っているはず。
もともと、前の知事の時から、すでに両方とも進んでいるし、すでに工事中のものもあるので、それを思い切って見直すこと自体、かなり無理なことかもしれないが、それを理由に押し切られたら、毎度のことで終わってしまう。
 私は、東京都民ではないが、小池さんの主張に賛同して知事に押し上げたのなら、もう少し、都民も何らかの形で応援しないと、小池さんを知事にした意味がない。
 おそらく、小池さんが失墜したら、二度と東京都改革の芽は出ないかもしれない。
幸い、現代は良し悪し別にして、庶民にはツィッターなどSNSを利用した意見発表や、反論の手段がある。
 思いはあっても、自分の力でやれないことを、やってくれる人が現れたら、機会を逃さず、自分が出来ることをやる。支援する!!

小池叩きは、いろんなところで目につくようになった。
 特に、自民党主流派寄りの政治評論家や、自民党や森さんに近いスポーツ評論家。反小池派議員を代弁している様だ。
会議などを公開にすると、小池さんのパフォーマンスだ、あれが彼女のやり方だと非難する。
 テレビや雑誌の記事を見ると、小池さんが当選した当時は、小池さんに賛同した意見を言っていたのに、このところの話し方を見ると小池さんの今回のやり方に批判的で、かなり圧力が掛かっている感がする。
 
 今さらとか、この期に及んでとか言うが、おかしいことは、どの時点でも問題提起して、やれるだけのことはやる。それでいい。
家を建てるとき、どうしても、ここもこうしたい、どうせ建てるなら、もう少しお洒落にしたい。
 そうやって、建設費が膨らんでいく。しかし、個人には出せるお金の限度がある。お金は返していかねばならない。無理して建てると、後の家計が大変で、立派な家に住んでも、生活は苦しくて楽しくない。破たんする場合もある。
 これが、国の金、都の金となると、自分の懐が痛むわけでも無いし、破たんするにしても、当時かかわった人間が引退してからのこと。

 オリンピックというスポーツの祭典が、本来の競技大会から、見世物や経済効果目的の催事になった時から、目的が変わってしまったのだから止むおえないかもしれないが、いつまでも、今までのように当初予算と実際がかけ離れても、議員の損得で容認することで、平然と財政悪化していくというのはどうかと思うこの頃。

 - 信念, 政治経済, 社会

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