鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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SINその3

   

シンガポールは朝から暑い。とにかく歩くと汗が出る。
 土曜は、店にいると殆どがカップルか家族連れ。もちろん女性同士、男性同士の友達連れも。
日本のカップルも、このところかなり開放的になったが、なんとなく、こちらのカップルの方が自然に仲が良く感じるのはなぜだろう。
国によって、甘いものが好き・辛い物が好き・酸っぱいものが苦手・苦いものはダメ、色々だ。
だから、今まで海外進出して、うまく行ったか行かなかったかは、その国の趣向や国民性を理解して、有名店であってもこだわりすぎず、商売に徹して、その国の味に合わせていったところが成功している。その代表が味千ラーメンと言われている。確かに、日本のそれとは別物だ。
 ただし、それだけでも成功しない、味千の場合も、現地の力のあるパートナーが居たからこそで、やはり運・出会いは成功の条件!!
 昨日は、衝撃的な女性経営者との出会いがあった。
今回のフェアで出店している方だが、女性一人で海外進出して、今はご主人も一緒にこちらに店を持ったりしているようだが、我々は、やっと海外への販売を考えている次元なのに、その度胸の良さと前向きさに感服した。
 それも、ちゃんと子育てもして。話を聞いてみると、やはり若いころに相当のきつい経験をされている。それがパワーの源だろう。
 その人が言うには、日本人は、いつからこんなに貧乏になったのだろう。こちらの人は、本当にお金を使う。そして高くてもいいものは買って身に着ける。
 例えば、100万円クラスの高級時計を着けている割合は、日本の10倍くらいいるのではないか。確かに言えている。
丁度、日本の高度成長期、それが東南アジアはずっと続いている。
 それに、人間性が違う。とにかく、くよくよしない!前向きと言うか、あまり深く考えないと言うか。
日本人が考えすぎなのか?先々のことを心配しすぎて、貯金ばかりしているのか。「アリとキリギリス」ならいいが、ずっとアリさんと言うのも何だか情けない気がしないでもない。

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