鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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入学式

   

 今日は小学校の入学式らしいが、あいにくの雷雨。
前後は、晴れるのに、よりによってと新入生の親たちは思っているだろう。
 こうなったら、物は考えようだ。
思い出に残る入学式になるだろうし、最悪の日から始まれば、後は良くなるばかり。
 入学式が終わって、雨に濡れてレストランに駆け込み、親子で笑いながら記念の食事をするのもいい。
明日からは、天気も良くなるので、初登校の時にこんな雷雨になるよりいいと思えば、気は楽だ。
 テレビなどで、よく新入生1人だけという小中学校の映像がでるが、我々のその頃には考えられなかった現象が、そんなに驚異でもなくなりつつある。
 この雨で、たけのこが一斉に出てくる。雨後の竹の子と言うように、気温が程々あって、雨が降れば、たけのこは一晩で10センチ以上伸びる。
 
 入学式と言えば、自分の入学式は殆ど覚えていないが、子供たち3人の大学の入学式は覚えている。
高校では、当時PTA会長をやっていたので、入学式や卒業式の祝辞を述べるのが定番だった。
 子供たちの大学の入学式は3人3様だった。長男は将来、我が社に来ればと思って、専門の短大で入学性も限定されていたので、小規模の式だった。結局、長男は回り道をしたが、卒業後は自分で全く違う道を選んだが、良かったのかも知れない。

 娘は、中学生の頃から航空管制官志望だったので、国立の航空保安大学という、羽田空港の中にある大学で、これも人数が限られているし、難関を突破してきた同じ志望の学生の入学式ということで、一体感のある入学式だった。
 次男は、一転マンモス校、日大の入学式は日本武道館で超満員、しかも午前午後に分かれての入学式。
親にとっても、子供の入学式は、それぞれの時代に、ここまで育ってくれたと言う達成感もあったような気がする。

 特殊な事件かも知れないが、今、自分の子供を、自分たちの都合で殺してしまう世の中。
その親の、さらに親の気持ちが、その親に伝わっていなかったのだろうか。

 未来の入学式はどうなっているだろう。
例えば、500年後、入学式も学校も無くなって、ネットでということになるのかも知れない。

 - 社会, 雑記

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