鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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東京都知事

   

 昨日は、注目の東京都新知事の誕生・昭和の大横綱千代の富士の死去・当社の決算と3つの大きな事件が重なった日だった。
私も、千代の富士が活躍した頃は、相撲も観たものだが、貴乃花の後に、日本力士の活躍がみられなくなり、遠のいてしまった。
 
 さて、都知事選の結果は、後でいうのも何だが、小池氏の圧勝、2位が増田氏、鳥越氏はかなり苦戦するという、殆ど私の予想通りの結果となった。
 まず、小池氏については、都民が思ったのは、報道されている「演出」や「非推薦を利用している」と言われた負の面より、「度胸の良さ」「言っていることが分かりやすく、政策をきちんと持っている」「他の二人よりクリーンだろうこと」「何より賢い」「東京の顔として世界にも通じる」この辺だろう。

 増田さんは、組織票に頼らざる得ないし、顔見世や名前の売り込みに必死で、訴えるものが足りなかった。
だいたい、会社でも国でも都でも、トップに実務屋は必要ない。必要なのは、強固なビジョンを持ち、部下を纏めるリーダーシップと世間を納得させる発言力があれば、実務は、決めた方針に沿って、その部署の長が責任を持ってやっていけばいい。
 恐らく、都民は、増田さんに対して、自民党や都議連のあやつり人形になることの不安と、東京の顔としての不満があったのではないか。そのため、リーダーシップ面での信頼も足りなかったのだろうと思う。
 今回は、自民党は党利や面子が強すぎて、完全に都民の反応を読み違えた。

鳥越さんは、元々無理なところに、タイムリーなスキャンダルの追い討ち。
 野党連合は、自民が割れて行けると思ったのかも知れないが、なぜ80歳近い老人を担がないといけなかったのか。
高齢者が、個人で活躍するのはいいことだが、組織のトップとして重い責任を負う立場に立つのであれば、心身ともに責任を持てる60歳代までが限度。60歳前半で優秀な人間は他に居なかったのか。
 1期で辞めるつもりならギリギリセーフかも知れないが、1期では何もやれないはず。
まず、ジャーナリストとか政治評論家という類は、批判や評論は出来ても、自分でやる能力がない。偏見かも知れないが、だからそんな非生産的な職業についているのだから。
 映画評論家が映画を作れるわけではないのだ。
 
 取りあえず、客観的に見て、関心を集めた今回の選挙戦も結果も都民にとって良かったと思う。
小池氏は男と女の両方の長所を生かしてくれるような気がする。

 - 政治経済, 社会

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